エンゲージメント率はつねに50%近くで集客、口コミ増!WEBサイト運営企業だからこそ感じたユニットの使いやすさ
恋活婚活をサポートするWEBマッチングサービス「コイサポ」を運営する株式会社コイサポ。一見、飲食業界には関係のなさそうな企業ですがWEBサイトの開発・運営を行う同社が飲食店事業として西新宿で始めたのが「イタリアンダイニング&バーERDE(エルデ)」です。おいしいイタリアンとワインが楽しめるお店で、店内は美しいインテリアが並び、壁面をスタイリッシュな美術品が飾る、まるでドラマの中のような素敵な大人の空間となっています。今回はWEBサイト運営会社ということもあり、開店以降インフルエンサーマーケティング、SNSマーケティングを利用している同社の取り組み事例をご紹介します。代表取締役の安彦大地さんにお話を伺いました。
導入企業様の詳細
会社名:株式会社コイサポ
所在地:東京都新宿区西新宿
7-7-21-B1階
公式サイト:https://koisapo-college.jp/

目次
新規事業の飲食店。しかし、開店準備の真っ只中にコロナ禍に

――ユニットのサービスをご活用いただきました「イタリアンダイニング&バーERDE(エルデ)」はどういう経緯で始めたのでしょう。
安彦さん:コロナ禍の前に、横浜での1000人の恋活イベントを企画したんです。どうやって人を集めようかと考えたとき、合コンや飲み会をよく企画している幹事さん100人が、それぞれ10人ずつ集めたら1000人になると考えました。「イタリアンダイニング&バーERDE(エルデ)」はそれだけの人を集められるのであれば、飲食店も開けるのでは、ということで動き出したプロジェクトです。
――とても面白い経緯ですね。
安彦さん:最初はカフェのような形で、貸切のイベントスペースというようなイメージもありました。でも、2020年初夏のオープンに向けて準備している最中にコロナ禍となってしまった。全ての計画が白紙になって、一からアイデアを出すことになりました。イベントスペースのように人は集められない。いろいろと考えた結果、イタリアンダイニングになりました。
他のサービスを使っていたから分かる、フォロワー数が多いだけでは効果は得られない

――新業種、コロナ禍、コンセプト転換、それでも成功する秘訣は何でしょう。
安彦さん:もちろん食事とお酒を楽しんでもらえるようにしていますが、さらに本業を活かし、男女の飲み会客を呼び込んでいます。開店した頃はコロナ禍で厳しい状況下では、ユニットさんとは別の有名インフルエンサーマーケティングサービスを利用したりもしたのですが、反響がなくてこれはまずいぞとなりました。そんな中で賑わっていたのが、いわゆる街コン会社。男女の出会いはマスクをしてもパネルを挟んでも続けられるということで、下火にならない需要を押さえようと思いました。これこそ、飲食店として生き残るための戦略と感じましたね。男女の出会いの場として重要な店内の雰囲気を知ってもらうためには、インフルエンサーマーケティングも欠かせない要素だと感じていました。
――当時はどのようにインフルエンサーマーケティングを活用されていたのですか。またユニットに移行した経緯も教えてください。
安彦さん:フォロワーが数十万人以上の有名インフルエンサーさんにお願いすることもありました。でも、モデルさん、コスプレイヤー系の人たちが多く、効果を感じることはできませんでした。ユニットさんはグルメといジャンルに特化したインフルエンサーさんたちで、その違いは一目瞭然だと感じています。ですから、使い始めてすぐに契約更新を決めました。
インフルエンサーをチェックすることで、ユニットのメリットを最大限に引き出す

――他とユニットのサービスの違いはなんでしょう。
安彦さん:インフルエンサーさんの質と量ですね。過去の経験から、効果の薄い人に食事を提供するのはもったいないと思い、ユニットではかなりシビアにインフルエンサーさん一人ひとりのSNSをチェックして、良さそうな人を選んでいます。
――選ぶ基準や選定の仕方はどうですか。
安彦さん:まずは効果がありそうな丁寧な投稿をしているかどうかですが、フォロワーの中に本当のファンがどの程度いるかも重要です。例えばその方自身の「フォロー数とフォロワー数」の差。フォロー数が多ければ簡単にフォロワーを増やせますがそれではファンと言える人は付いていないので影響力があるとは言えません。そして、グルメ投稿の頻度とコメント。グルメ情報をコンスタントに発信しているかを確認しながらコメントをチェックします。良い写真だったり内容がしっかりある投稿にはちゃんとしたコメントが付くことが多い印象です。あとは、いいねの数も大事ですが、何度か大きくバズった投稿を目立たせていて普段の投稿はあまり注目されていない人もいます。過去の投稿をランダムでチェックするなど、アベレージの注目度を確認するのも欠かさないようにしていますね。
――さすがウェブサイト事業が本業の方の目線です!
安彦さん:私なりのですので参考になるかどうかわかりません(笑)。
インフルエンサーの投稿後、1週間ほどで予約が一気に増えたことを実感

――嬉しかった投稿や、メリットを感じた投稿はありますか。
安彦さん:写真の投稿ですね。本当に魅力的な写真があるので、それを引用して投稿することができるというのも、我々にとっては大きなメリットです。自分たちがSNSで投稿する際に困ることはなくなりました。良い投稿をストックしておいてリポストするなど二次利用するだけなので、自分たちからの発信がとてもラクになったんです。
――店内おしゃれで雰囲気もあるので写真は確かに訴求力がありそうです。
安彦さん:そうですね。 クリスマスなどのイベントの前はさらに効果的だと思います。男性が、どこに女性を連れて行って食事をしようかと下調べする時期にはインフルエンサーマーケティングの効果はより高まると感じています。
サイト運営事業者から見ても分かりやすく、使いやすいユニットのユーザーインタフェース
――お話を伺っていると、かなり効果的にご活用いただいている印象です。ご利用方法の説明をする前からサイトを使いこなしていたと聞いています。
安彦さん:そうですね。サイトの設計は分かりやすくて使いやすかったです。本業がサイト運営なので、どうしてもUI(ユーザーインターフェース)が気になりますが、細かい点まで全部が便利でした。100%使いこなせているかどうかは分かりませんが、ユニットさんのレポートでもエンゲージメント率が50%近いという結果があるので、効率的に利用できているんだと思います。
――50%というのはとても高い数字で、相当数の人たちにリーチすることができていると思います。エンゲージメント率が高いということは情報拡散だけでなく、先ほどお話しいただいたように口コミなどにも影響しているのではないでしょうか。最後に今後インフルエンサーマーケティングをどう利用していくかを教えていただけますか。
安彦さん:確かに1日前の投稿にすでに500以上の、いいねが付いていたりすることはうれしいですね。ユニットさんを9カ月利用して、よくない点やネガティブな面は一切ありませんでした。インフルエンサーマーケティングの研究は続けていきたいと思います。
――こちらこそよろしくお願いします!
今回は、WEBサイト運営を本業とされていらっしゃる企業様の飲食店でのご活用という事例で、学びの多いお話を聞かせていただきました。カップル客に人気のお店での事例という意味でも興味深く、かなり戦略的にご活用いただけたようでうれしく感じました。