コーポレートプランを迷わず選択!大阪万博を控えて競争の激化する食い倒れの街でも効果を実感
全国に精肉・国産ホルモンなどを卸し、大阪府内に牛肉関連店舗を多数運営する株式会社萬野屋。関西の焼肉業界のレジェンドとも言われる企業ですが、約1年前から大阪の店舗でユニットのコーポレートプランをご利用いただいており、その効果の高さを実感いただいています。今回は飲食店がひしめき合う、食い倒れの街、大阪でのユニットの活用事例について、株式会社萬野屋、専務取締役の菅野功さんにお話を伺いました。


導入企業様の詳細
会社名:株式会社萬野屋
所在地:大阪府大阪市天王寺区国分町21-40
公式サイト: https://www mannoya.com
目次
我々もインターネット上のPRに打って出ないといけない

――ユニットのサービスをご活用いただいている株式会社萬野屋さんについて教えていただけますか。
菅野さん:元々精肉・国産ホルモンの卸売業から始まり、現在も北は新潟から沖縄まで60店舗ほどの焼肉店や飲食店に食肉の卸売をしております。飲食店としては焼肉店が11店、しゃぶしゃぶ店と立ち飲み屋が各1店の合計13店舗を経営しています。 また、精肉店2店舗での小売販売やECサイト運営もしており、食肉卸から焼肉店プロデュースまで精肉に関わる事業全般を行う会社です。
――食肉に関連した非常に幅広い事業をなさっているのですね。今回、ユニットのサービスをご利用されるに至った流れを伺えますでしょうか。
菅野さん:以前からGoogleなどの検索サイトやSNSを活用したPRに興味を持っていて、成功例なども見聞きしていたので、我々も取り組まなくてはいけないと考えていました。まずは各店舗ではなく会社本体のInstagramを盛り上げようとチームを作っていた時期にユニットさんをご紹介いただいたんです。 ユニットさんのお話を聞いてなるほどと思ったのが、最近はInstagramやTikTokで飲食店を検索する方が主流ということ。会社の公式Instagramだけではなくて、実際に店舗にいらした方たちがSNSやグルメサイトを盛り上げてくださるともお話しいただきました。今までにない新しいノウハウだったので、ユニットさんの持つ仕組みやツールをフル活用して会社のPRにつなげていこうと考え、コーポレートプランで契約するところから始めました。
1店舗あたりのコストを下げられるコーポレートプランの納得の魅カ

――コーポレートプランを選んだ理由を詳しく教えてください。
菅野さん:私どもの店舗は同じ内容でチェーン展開しているわけでなく、いくつもブランドがあります。同じ梅田エリアでも、大阪駅直結の「ルクア大阪」の地下にある「やきにく萬野」は一人焼肉、お初天神裏参道には、若いカップルや女子会のご利用の多い「にくや萬野」、そこから徒歩2、 3分のところには、個室がメインの、接待や商談向けの「肉卸高野屋別邸」があります。1つのエリア にそういったさまざまなブランドが集まるようにしており、それは天王寺など他のエリアも同様です。
1つのエリアにおけるさまざまな業態を同じタイミングで露出できるのは、萬野屋の全貌を知ってもらうのに大変効果的だと考えています。さらに対象エリアを変えて発信できるのも効率のいいPRだと思いました。

コーポレートプランは1店舗あたりのコストが抑えられ、費用対効果の高さでベストな選択でした。実は、最初は、PRする5店舗は固定だと思っていたんです。13店舗全店を契約するのは負担が大きいとお話ししたら、5店舗という数が限定されるだけでサービスを受ける店舗は月ごとに切り替えられると聞き、それを利用しない手はないと思いました。
――コーポレートプランの魅力を理解いただきありがとうございます。
菅野さん:まずは1店舗から試してみますかとのご提案もありましたが、最初からコーポレートプランにしました。また、当初から、ユニットさんを活用したPRによって焼肉店から小売店、小売店からECサイトヘと誘導できないかと相談していました。インフルエンサーさんには実際に精肉店に来ていただいて、肉を購入している映像から、自宅に持ち帰って調理して食べるところまでの動画を上げてもらうなどの実験もしました。
小売店にも1200を超える「いいね」。食の街、大阪でアピールに成功

――萬野屋さん全体の認知が上がりますね。投稿の内容はどうでしたか。
菅野さん:インフルエンサーのみなさんはすごく文章が上手だったり美麗な写真や、リール動画を使って上手に紹介してくださっていて感動しました。やっぱり来ていただいた方たちのおいしかったという感想や楽しい雰囲気の投稿を見ると、店長もスタッフも仕事に対しての喜びやモチベーションアップにつながっているようです。自分たちの店が綺麗な写真や文面で紹介されるのはスタッフにとって承認欲求的な部分が満たされるのだと思います。ユニットさんの仕組みで店長を評価する投稿機能があったかと思いますが、低評価はまずないです。
――ユニットはグルメ特化のインフルエンサーマーケテイングですので、投稿 内容をご評価いただけるのはうれしいです。
菅野さん:見るだけでおいしそうな肉の断面やシズル感のある撮り方だったり、 ユッケのような商品は黄身を混ぜている食欲をそそられるような動画で紹介するなど、素敵な投稿が多く、ありがたく感じています。
――数字的な効果はありましたでしょうか。
菅野さん::小売の精肉店の紹介投稿に過去最高となる1200近い「いいね」が付きました。一つ一つの投稿にも少なくても100件程度の「いいね」が付いて、コメントも10件ぐらい付くときもあるなど驚くことも多いです。「SNSを見ました」と言ってくれたお客様限定のメニューもあるんですが、SNSを見てのご来店が増え、インフルエンサーマーケティングの効果を実感しています。
――SNSを見てきた方限定のメニューをご用意されているのは良い戦略ですね。
菅野さん:実施したお店は、寺田町という繁華街を少し外れたところにあるのですが、わざわざSNSを見て電車に乗って来てくださったお客様もいらっしゃって、こういう効果測定もあるんだなと感じました。 全体的に露出が明らかに増えています。ユニットさんでお願いしているインフルエンサーさん以外に、別のインフルエンサーさんが萬野屋の紹介をしてくださっているのを見る機会も多くなり、話題になっているんだなという印象です。動画での発信で若い人の目に入ることが大事だということを実感しています。
万博を控える大阪の飲食業界からも注目されるユニットのサービス

――依頼していないインフルエンサーさんの投稿も増えたということですが、以前名古屋での導入事例を取材した際にはAさんが投稿すると、Bさん、Cさんも投稿する、というようにインフルエンサーさん同士で横のつながりがあると聞きました。
菅野さん:お店もインフルエンサーさんも地域密着型なのかもしれません。そうなると中長期的に発信していくのは今後ますます効果が表れてくるのではと期待しています。そういったことを合めて、今度我々大阪の飲食業経営審議会の会合にユニットさんに来ていただいて、ユニットさんの仕組みをお話しいただこうと思っています。審議会のメンバーたちに高野屋はこんなことやっていて、効果を感じているという話をしたところ、みなさん興味を持ってくださっているんです。
――うれしいお話です。そのように周知いただける機会があるというのはとてもありがたいです。企業様を多くの人に広めるのがユニットの仕事ですが、逆に広めていただきました。
菅野さん;広く知ってもらいたいと思うのは魅力があるからです。知名度を上げたあとは、 リアル店舗でのクオリティや接客力が非常に大切になってくると思います。
今、萬野屋が取り組んでいるのが「価値上げ」というテーマ。物価が上がっている中で、飲食店はなかなか価格に反映しづらいところがある。仕入れから人件費、水光熱費なども上がっていくので、我々としてはどうしても価格に転化しなければならない。それが単なる値上げにならないように、付加価値をプラスして「価値上げ」をしていこうというのが、萬野屋としてのブランディングです。
今年の4月には大阪万博も始まってインバウンドに期待が集まっていますが、 外国人観光客相手に中身のない値上げをするのではなく「価値上げ」によって日本中から人を呼び込みたい。全国の人たちに高野屋の価値を、大阪のおいしいものを知ってもらうため、ユニットさんには今後も大いにご協力をお願いしていこうと思います。
ーー今後もさらにお力になれるよう頑張ります!今回は、コーポレートプランをご利用いただいている企業様から大変貴重なお話を伺いしました。食の街、大阪でさまざまな業態を提供するからこそ相乗効果を狙って効果的にご利用いただいていると感じます。今後を見据えてのブランディング戦略にこれからもお力になれるよう、引き続きよろしくお願いします。