ブランド力の底上げや通販サイトの認知度アップ マイクロインフルエンサーがあらゆる好循環をもたらす

ブランド力の底上げや通販サイトの認知度アップ マイクロインフルエンサーがあらゆる好循環をもたらす

日本一の牛タンエンターテイメントを謳う、大注目の店、「焼肉一心たん助」。「ユニット」の「ストア」プランを活用し、サイトのリーチ数を急激に高めている会社の一つです。さらには通販の認知度もアップしている真っ最中。

ユニットのサービスを活用してわずか2ヵ月でその効果を実感したというグループマネージャーの奈良岡 純さんに、インフルエンサーマーケティングの魅力をお話しいただきました。

導入企業様の詳細

  • 会社名:株式会社Globridge
  • 事業部:直営事業部
  • 担当者:一心たん助グループマネージャー奈良岡 純さん
  • 所在地:〒107-0052東京都 港区 赤坂2丁目14−11 天翔オフィス赤坂701
  • 公式サイト:http://www.globridge.co.jp
  • 業態・業種:飲食店経営、Webコンサルティング事業
  • 店舗数:224店舗(直営・FC・VR)
  • サポート店舗数:720店舗

直営店の運営を軸として幅広いビジネスを展開。「焼肉一心たん助」は現在、都内で4つの店舗を運営している。メニューや味付けによってさまざまな品種を使い分ける、牛タンに合うよう米をブレンドするなど、牛タンに特化したエキスパートとして話題を呼び、SNSやメディアでも数多く取り上げられている。

グルメ特化型のインフルエンサーだからこそ、伝えたい人に情報が伝わっていると実感

――「焼肉一心たん助」はどういうお店なのでしょうか?

奈良岡さん:「牛タン好きの夢でありつづける」というミッションのもと、牛タンを中心にワンランク上の焼肉食べ放題というのがお店のコンセプトになっています。牛タンはもちろん、「一心たん助」のファンを増やし、ファンをより熱狂的なファンにする“牛タン界のエンターテイナー”を目指しています。2021年に有楽町店をリニューアルした際は、自分たちが今までやりたかったけれどできていなかったことを盛り込みました。こういう牛タンの店だったら素敵だよね、と思ってもらえる店を目指しています。牛タンだけでも9種類あり、牛タンを活用したメニューも幅広く用意していて、ほかの部位や料理も含めての食べ放題となっています。

――インフルエンサーマーケティングを始めたいと思われたきっかけと経緯を教えていただけますか。

奈良岡さん:インフルエンサーは、ユニットを利用する前にもお願いしたことがありました。フォロワー数が多いインフルエンサーにお願いし、一瞬だけ「跳ねる」ということは経験したのですが、その効果やお店の底上げにどこまでつながっているかは正直わからなかったんです。その後、有名なインフルエンサーにお願いして瞬間的に話題となるよりも、マイクロインフルエンサーに少しずつ積み上げてもらうのが大事だなと感じ、ユニットを活用したいと思いました。フォロワーが多いインフルエンサーにお願いするのは、CMを打つのに近い感覚ですよね。これでは媒体にお金を払って広告を掲載させてもらうという、これまでのやり方と一緒になってしまう。そんなふうにも感じていました。一瞬の波で終わらないものを作っていきたい。そう思ったときにマイクロインフルエンサーは有効だと感じました。

――マイクロインフルエンサーに「積み上げてもらう」という発想がとても面白いと感じました。

奈良岡さん:マイクロインフルエンサーといわれる方は、一極集中というか、自分の趣味に特化されている方が多く、エンゲージメントが高いという印象がありました。人間味のあるやりとりがあったり、「一心たん助」をよく知ってくださっている方も多いので、とてもやりやすいですし、情報を広めやすいですね。ユニットに紹介されたインフルエンサーは、グルメに特化した方ばかりなので、フォロワーにもアピールがしやすいと感じています。

飛躍的にUGCが向上、アップしてほしいと思う画像をアップしてもらえている

――ほかにはインフルエンサーマーケティングを通してどのようなことを感じていらっしゃいますか?

奈良岡さん:まずは「一心たん助」のUGCを意図的に作っていくというところから始まったんですね。実際に今は飛躍的にUGCが増えています。もともとお店のほうでも、こんな写真を投稿してほしいとか、こういう料理をアップしてもらいたいと想定し、Instagramなどに投稿してもらっていました。インフルエンサーの力を借りて、それをさらに加速させたいです。そういう意味ではいいループが生まれていますね。写真だけでも「あ、一心たん助だ!」とわかっていただけるようになったかなと思います。焼肉のビジュアルは、どこの店でも生のお肉がお皿に載っているだけなので、店の色を出しにくいのですが、食べ放題の最初に提供する「牛タン4種盛り合わせ」は、うちの店とわかりやすい。この写真を投稿してくださるお客さまは多いですね。

盛り付けもオープン以来変わっていないという牛タン4種盛り合わせ。お店の看板メニューが、SNS上ではまさに看板の役割を担っている

奈良岡さん:また、今まではインフルエンサー側がこういう写真を撮りたいというのが先行していたのですが、ユニットを通すことで、こういうテーマで依頼したいということを明確にして募集をかけられるので、インフルエンサーとの意思疎通がとても取りやすくなりました。これまでは、どこまでインフルエンサーに言うべきか、萎縮してしまっていた部分もあったのですが、ユニットを通すことで、インフルエンサーのリアルな声を聞けて、とても助かっています。こちらが発信したいことと、インフルエンサーが発信したいことのすり合わせができるようになったと言えますね。

――インフルエンサーとのコミュニケーションが取りやすくなったということですね。

奈良岡さん:マイクロインフルエンサーだからというわけではないでしょうが、店やブランドを広げることを一緒に考えてくださる方が多いように感じます。自分から提案してくださったり、熱を持ってやっていただいています。

月3万円のプランでもしっかり感じられているインフルエンサーマーケティングの効果

――現在はユニットの「ストア」プラン(月額費用33,000円/税込)をご利用いただいていますが、効果はどのくらい感じてらっしゃいますか?

奈良岡さん:やはり、SNSでの認知を広げるのは積み重ねと、継続だと考えています。そのため、すぐに「来店数」を指標として費用対効果をみるのが難しいので、「リーチ数」とWEBサイトの「PV数」の変化を見ていますが、始めて2ヵ月くらいでもしっかりと効果を感じています。もともとSNSのリーチを1ヵ月で100万リーチまで上げようという目標がありました。いろいろな施策が同時に動いていたこともあり、以前は60万リーチくらいだったのが、今は100万リーチに到達しています。2ヵ月ここまで来られたのはよかったですね。マイクロインフルエンサーに継続して投稿してもらうことで、リーチは安定して伸びている状態です。また、今まではインフルエンサーに1件依頼をするのにかなりの工数がかかっていたのですが、ユニットを通すことで大きな工数削減になりました。インフルエンサーとのやりとりにかかっていた時間も作業もカットできるうえに、何名ものグルメインフルエンサーさんとやりとりできるのがうれしいですね。リーチや売り上げも伸びてきているという実感があるので、今後も継続していきたいです。

8人のグルメインフルエンサーの投稿が、もう一つの柱「通販」の認知度を高めてくれた

BASE上で展開しているブランドの公式通販ページ。店の人気メニューに加えて、通販限定商品もあり、自宅用はもちろんギフト、レジャー用など広く活用されている。

――通販のほうでもインフルエンサーマーケティングを活用されたと伺いました。

奈良岡さん:通販は、コロナ禍に入ったときに、将来的に売り上げの第二の柱になればという想いもあり、スタートさせました。実際に始めてみると、通販はイートイン以上に売り上げを継続させるのが大変でした。これも有名インフルエンサーに依頼して一瞬数字が伸びたことはあったのですが、長くは続かないんですね。どういう写真をアップしてほしいかも定まってなかったですし、認知を広げることの難しさに直面していました。そんななか、ユニットを活用したインフルエンサーマーケティングは、通販を周知させるのにとても効率的なのだと感じました。

牛タン4種食べ比べセット12,500円など、おうちごはんのレベルを格段に上げる商品が話題に。通販も焼肉、牛タン好きにはたまらない

奈良岡さん:通販では、150人のインフルエンサーに応募いただき、そこから8名を選定、投稿していただきました。一人の有名な方に頼むと1回きりですが、複数のマイクロインフルエンサーにお願いすることで、投稿の時間差が生まれます。投稿時期がズレることで、お客さまに与える印象も変わってくると感じました。仮にPRだとしても、「前もたん助の投稿あがっていたな」と思っていただくことでエンゲージメントが上がっていくのではないでしょうか。何人かのインフルエンサーが画像をあげると、一般の方も真似して画像をあげてくれる。そういう流れも生まれています。有名人や好きな人が食べたものを食べたい、投稿していたものを投稿したいという気持ちは、きっとみなさん持っているでしょうから。

マイクロインフルエンサーの投稿が、新しい「ループ」を生み出した

フォロワー24,000人のインフルエンサーの投稿。この投稿だけでリーチは2万を超え、フォロワー以外からのリーチ数も12,000以上となった。

――第二の柱になり得る、通販の知名度が上がることはお店にとってもプラスですね。

奈良岡さん:もちろんです。牛タンも食べ放題も珍しいものではありませんが、牛タンの食べ放題となると、ほかではやっていません。牛タンを通して「一心たん助」というブランドを好きになったり、エンゲージメントを感じてもらうことを広げていきたいと思っています。お店に来てくださっているお客さまが通販商品をお歳暮に贈ったり、キャンプに持って行ってくださったりということはこれまでもありましたが、今後もブランドを好きになってもらう「輪」のようなものを作っていきたいですね。実はマイクロインフルエンサーに協力していただくようになって、有名なインフルエンサーから「写真を撮らせてもらっていいですか」といったお声がけをいただくようになったんです。テレビや雑誌の取材も増えてきました。マイクロインフルエンサーの投稿が、こういうループを生んだ、と実感しています。

今後の展開にも必要不可欠なインフルエンサーの力

――今後はどのようにインフルエンサーマーケティングを活用していきたいですか?

奈良岡さん:今までは、単純にお金を投資して広告するしか手法がありませんでしたが、オウンドメディアと、インフルエンサーマーケティングでしっかりと認知していただいたうえで、マスメディアにまでつなげていくという、先ほど言った新しい「ループ」を実現したことによって、一過性のブームで終わらせたくないという想いがあります。継続してお客さまに支持されるお店作りをしていきたいですね。それに向けて、今後はイベントのようなこともやっていきたいです。ファンやインフルエンサーにさらに認知を広めていただくようなイベントを開くことで、ブランド力を高めていければと思っています。今の時代、何か広めたい情報が発生するときにはインフルエンサーの力が必要不可欠なので、ユニットを通してうまく活用させていただきたいです。今までは、マーケティングの広く浅くやる部分と、深く頑張らないといけない部分を自力で探していましたが、ユニットを通すことによりそれらが見つけやすくなったと感じています。

マイクロインフルエンサーの力をうまくご活用いただいている「一心たん助」様。通販の認知度を高めることが、ブランド全体のパワーアップにもつながるなど、素敵な好循環がたくさん起きているのもうれしいですね。これからも、認知度アップ、ブランド力向上のお手伝いができるようがんばります。

関連記事

    関連記事はまだありません。