名古屋ローカルインフルエンサーの横のつながり・拡散力を実感1店舗の収益を月50万円〜80万円も増やした、SNSマーケティング

名古屋ローカルインフルエンサーの横のつながり・拡散力を実感1店舗の収益を月50万円〜80万円も増やした、SNSマーケティング

行列店として知られる「台湾まぜそば 禁断のとびら」などを運営するRai&Coは、2023年春から名古屋の「肉笑門〜NIKUEMON〜」今池店で、ユニットのインフルエンサーマーケティングをスタート。ほかに打った施策がない中、月に50万円以上の収益アップという目に見える成果を残したといいます。

今回は代表取締役副社長 榎本人之さんに、インフルエンサーマーケティングの効果、ローカルインフルエンサーの投稿のメリットについて語っていただきました。

名古屋発祥の台湾まぜそば屋「台湾まぜそば 禁断のとびら」、隠れ家個室居酒屋「SHOUMON―笑門―」など8つのブランドを展開し、東海圏と東京に店舗を構える、Rai&Co。「また行きたい!」「大切な人と一緒に行きたい!」と思ってもらえる店づくりをモットーとし、近年はInstagramやインフルエンサーマーケティングにも力を入れる。
  • 導入企業様の詳細
  • 会社名:株式会社Rai&Co
  • 担当者:代表取締役副社長 榎本人之様
  • 所在地:東京都渋谷区東2丁目24番5号渋谷東ビル3階
  • 店舗数: 13店舗(令和5年7月現在)
  • 公式サイト:https://www.raiandco.com

月50万円〜80万円も収益アップ、認知・集客で圧倒的効果

肉を使った料理が強み。肉寿司を堪能できるコースなどコース料理も人気を博している

――今回サービスを導入いただいた「肉笑門〜NIKUEMON〜」はどのようなお店なのでしょうか?

榎本さん:「肉で笑顔」がコンセプトのお店です。うちの会社はほかにも「笑」「門」といった漢字を使った店を営業していますが、「肉笑門」は、その名の通り肉寿司など肉料理を中心としたネオ大衆居酒屋ですね。会社としてはほかに台湾まぜそばの店や個室居酒屋などを展開してきました。本社は東京ですが、創業は名古屋の個室居酒屋からで、東海圏と東京で店を展開しています。

――どのようなきっかけでユニットのサービスを活用いただくことになったのでしょうか?

榎本さん:人にユニットを紹介してもらったのがきっかけです。過去にもインフルエンサーにお願いしてインフルエンサーマーケティングをやったことがあったので、またそういうサービスを導入しようかなと考えていたところでした。会社としてもこれらの施策には興味があったんですね。そういうこともあり、2023年4月、「肉笑門」今池店のリニューアル時からインフルエンサーマーケティングを活用しています。

――効果は感じていますか。

榎本さん:まさに実感しています。認知と集客に確実につながり、月に50万円から80万円ほど収益が増えました。フリーのお客様だけでも約30万円増えた印象ですね。ほかに施策は打ってないので、ほぼ確実にユニットの効果だと思っています。

5月はゴールデンウィークで、もちろん集客は増えるわけですが、それに加えてインフルエンサーマーケティングを活用した効果がありました。6月も、梅雨がありましたが、しっかり数字は伸びていましたね。

呼んでいないインフルエンサーまでも投稿、ローカルだからこその情報拡散

――インフルエンサーにはどういう情報を広めてもらったのでしょうか?

榎本さん:もともと映えメニューが多いお店ということもあり、料理がメインですね。肉笑門サーロインと手まり寿司、ロービーポテトモンブランという看板メニューを投稿してもらいました。名古屋はインフルエンサーが多く、一人のインフルエンサーが投稿すると、こちらが呼んでいなかったインフルエンサーも来てくれたりするんですね。そしてまた投稿してくれる。そんな相乗効果をしっかり感じました。

今回、集客という形で数字が伸びたことを感じられたのは、大きかったです。実は、数年前にもインフルエンサーに投稿を依頼したことがあり、こうなることを予想できてはいたんですが、実際に数字に表れたのはうれしかったですね。

フォロワーが1万人未満のマイクロインフルエンサーが多いのですが、みなさんがつながっているので、どんどんほかのインフルエンサーが投稿してくれて、実際に名古屋に住んでいる方々に情報を広めてもらえました。このような横のつながりは地方のほうがあるように感じています。

アップする画像やテキストに感じた、インフルエンサーの高いクオリティ

――以前からインフルエンサーを使ったマーケティングをされていたんですね。

榎本さん:そうですね。過去にもユニットのようなサービスも使ったことがあるのですが、インフルエンサーの質に大きな違いを感じました。ユニットはインフルエンサーがグルメに特化していますが、ほかのサービスはインフルエンサーとはいえないような人も多く、期待していたのとは違う投稿もありました。ユニットのインフルエンサーは投稿に慣れていて、SNSへの上げ方が上手ですね。写真や文章、動画の質も高いです。

会社で直接インフルエンサーにお願いすることもありましたが、DMなどでのやりとりに手間がかかるだけでなく、メールを送っても返信してこない人も多かった。ユニットではそうした面倒がない上に、一度にたくさんのインフルエンサーに声がけができるのがいいですね。

現場の士気アップ、さらには公式Instagramの拡散とメリット多し

もともと見映えのよい料理も多くInstagramにも力を入れていた。このような土壌があったことも素早い情報拡散につながった模様

――集客という一番目指すところで効果を感じていただき、大変うれしいです。ほかにもインフルエンサーマーケティングのメリットはありましたか?

榎本さん:売上や収益が上がるとやはり、店舗のスタッフのモチベーションが上がりますよね。そういう意味でもインフルエンサーマーケティングを活用した意義を感じました。

系列の会社ではInstagramも運用していたんですが、こちらにも良い効果があったように思います。インフルエンサーとも相性がいいと感じています。店側のアカウントをしっかり作っておくと、インフルエンサーがそれを広めてくれる。SNSから集客や予約につながる率が高まり、フォロワーさんも増えています。

――お話をうかがうと、店側のInstagramがしっかりしていたこともとても大切だったように思いますね。

榎本さん:そうですね。入り口としてのInstagramはかなり大事だと思っていたこともあり、しっかり力を入れてアカウントを作っていました。スタッフにもたくさん写真を上げてもらっています。

新店舗でもユニットを導入。コスパも良く定期的に活用する価値がある

――ほかの店舗での導入など、展望があれば教えてください。

榎本さん:ちょうど東京・池袋で台湾まぜそばの店が7月からスタートしたので、ユニットを使う予定です。名古屋と池袋の店のマーケティングを、同じサービスで回せるのはいいですね。うちのように複数の都道府県に店を持つ会社や、全国に店舗を展開している会社は助かります。

インフルエンサーマーケティングも定期的に入れていきたいと思っています。3カ月、4カ月ごとにメニューが変わるタイミングなど、年に3、4回はインフルエンサーマーケティングが必要だと思っていて、今後もずっと活用していきたいです。

ゆくゆくはペイドメディアから脱却してSNSとオウンドメディアでしっかり集客していければという想いはずっとありました。いつかそこまで持っていきたいですね。ペイドメディアと比べるとインフルエンサーマーケティングはかなりコストも落とせますしね。ユニットはストアプランが3万円、そのコスパの良さも感じていますよ。

今回は東海圏・名古屋というエリアで、見事にインフルエンサーマーケティングを成功した事例を語っていただきました。ローカルだからこその横のつながり、そして情報の広がりもあり、集客や収益アップにまでつながったとうかがい、うれしいです。地方でのインフルエンサーマーケティングこそ有効であるという、実に興味深いお話でした。今後もシーズンごとやメニューチェンジの時期などにうまくインフルエンサーをご活用いただければと思います。