昨年より月の売り上げが50〜60万円もアップ。調理はもちろん、仕入れや発注業務もこなすラーメン店店長が感じたインフルエンサーマーケティングの力

昨年より月の売り上げが50〜60万円もアップ。調理はもちろん、仕入れや発注業務もこなすラーメン店店長が感じたインフルエンサーマーケティングの力

お笑いトリオ「B21スペシャル」のメンバーとして知られる、タレント・俳優のデビット伊東さん。テレビ番組の人気企画でラーメン修行をされて、飲食業界でも成功した彼の味が食せるラーメン店「でびっと」は現在、東京都品川区の中延店、世田谷区の桜新町店、神奈川県大和市のイトーヨーカドー大和鶴間店の3店を展開しています。店舗を運営するTDMは、スポーツ会場や、各種施設、イベントへのキッチンカー出店も熱心な元気のある会社です。こちらでは最近、ユニットのサービスを導入され、その効果を実感いただいているとのこと。今回は、発注や仕込みなど忙しいラーメン店業務を日々こなしながら、ユニットのサービスをうまく活用されている、中延店店長の菊井良和さんにお話を伺います。

TDMが運営する「でびっと中延店」
「でびっと」では醤油豚骨らーめんはじめ、さまざまならーめんが人気

導入企業様の詳細
会社名:TDM株式会社
所在地:東京都世田谷区桜新町1—8-10  2階
店舗数:3店舗

他サービスも使っていたから気づいた、グルメ特化型インフルエンサーの魅力

――今回「でびっと中延店」に初めて伺いましたが、東急大井町線の中延駅の目の前で、人通りも多い好立地ですね。どういったお客様が多いですか?

菊井さん:基本的にはこの街に住んでいる地元の方が多いです。でも、最近はユニットのインフルエンサーマーケティングを使っている効果もあって、電車や車でわざわざ来てくれる方も増えています。また、外国人のお客様も目立っていますね。

――さっそくインフルエンサーマーケティングという言葉が出ましたが、ユニットを利用することになったきっかけを教えてください。

菊井さん:やっぱりこのご時世、SNSに特化していないとお客様を呼べないということは会社として考えていました。じつは以前、違うサービスを使っていたんです。そのサービスの比較対象として、今回、ユニットを使わせていただきました。比べたところ、ユニットのほうが良かった点が多いように感じています。何よりインフルエンサーの質がいい。意欲のあるインフルエンサーの方が、SNSに投稿してくれていることを強く感じています。実際、「いいね数」、「フォロワー数」も増えています。ほかのインフルエンサーマーケティングのサービスですと、無料でラーメンを食べられるからちょっと来てみたという感じのインフルエンサーさんも見受けられました。ユニットのインフルエンサーさんは意欲的ですし、そういう方に来ていただけると私からも声をかけやすく、インフルエンサーの方と中身の濃い会話ができて、良い投稿が生まれます。そして、それが「いいね数」の増加にもつながる。また「落ち率」の低さもスゴいと感じていますね。

――落ち率とは何でしょう?

菊井さん:ほかの会社でインフルエンサーさんを募集すると、1件も来なくなってしまう月もありました。どのサービスも最初の1カ月はインフルエンサーからの応募が多いのですが、だんだん応募自体が少なくなってきます。他の店舗で使っているサービスでは、最初から応募が少なかったという話も聞いています。ユニットのサービスでは基本的には応募ゼロということはないので安心できますね。

前年と比べて月の売り上げが50〜60万円アップ! SNSの投稿を通して明らかな効果を感じている

インフルエンサーマーケティングにより、自慢のラーメンをさらに周知できた

――ほかにはどんなメリットがあったでしょうか?

菊井さん:直接オファーができる「ダイレクトオファー」というシステムはいいですね。

――菊井さんはインフルエンサーに直接オファーをかけているということですか?

菊井さん:はい、自分が選んだインフルエンサーさんに直接連絡できるというのは便利な仕組みだと思いました。うちはラーメン専門店ですので、やはりラーメンに特化している方を選べるのはありがたいです。また、地元のフォロワー数が多いなどの条件を絞り込んでいって直接オファーを出すという形もとっています。

――どのような効果がありましたか?

菊井さん:「いいね数」が500件近い投稿もありましたし、一つの投稿でも大きな効果を感じています。

――菊井さんが投稿でもっとも気にされている数字はどの数字でしょう?

菊井さん:フォロワーは今、お金を出せば買えてしまう時代じゃないですか。そのため、フォロワー数よりも、その人がどんな写真を撮ってどんなコメントを書いているのか、どれだけ「いいね」が増えるのかという点を重視しています。その結果、昨年は売り上げが下がりやすい年末の時期でも売り上げをキープできました。月によって違いはありますが、12月でいうと3、4年前よりも20〜25%はアップしているのではないでしょうか。前年と比べても50〜60万円は売り上げが増えたので、インフルエンサーマーケティングをやって良かったと実感しています。

――大きな効果を感じていただいているようですね。投稿の際にはどんなリクエストをされましたか?

菊井さん:投稿内容についてはこちらからは詳しくは言っていません。ただ、その人が好きなラーメンを食べて好きなように書いてくださいとお伝えしただけですね。インフルエンサーさんを信用しているので、全部お任せしています。その人が食べたいものを食べておいしいと感じてくれたほうが書きやすいでしょうし、写真も撮りやすいと思うっています。また、うちのラーメンはどれもおいしくてオススメなので(笑)。一番人気は醤油豚骨ですが、全品自信ありますよ!

業務の隙間時間に販促活動。手厚いフォローがあるため、スマホひとつで誰でも“広報”になれる

菊井さんはスマホで、インフルエンサーの募集などを行っている

――投稿は菊井さん以外の方もチェックされていますか?

菊井さん:良いコメントや写真は、グループラインで共有することもあります。会社の人間からも、他サービスよりもメリットを感じたので、また使っていきたいという評価をもらっています。良かったのは、売り上げなどの数字の部分と、対応面ですね。最初のセッティングなど、自分だけではできない部分はみな営業の方に手伝ってもらいました。営業の方が直接やりとりしてくださって助かっています。

――お店の2階がまるまる仕込みのための部屋になっていると伺いました。実際にお店を開けている時間以外も仕込みなどでお忙しいと思いますが、どなたか販促担当の方がいらっしゃるのでしょうか?

菊井さん:いえ、ユニットのサービスは私一人で運営しています。調理だけでなく仕込みや、発注などにも時間が取られ、結構忙しいです。それでも、ユニットの営業の方のフォローのおかげで私一人でも問題なく販促活動ができています。空いた時間にメッセージをやりとりするといった具合で負担は感じません。システムが簡単で、誰でもやり易い仕組みなのだと思います。

――パソコンで作業されているんでしょうか?

菊井さん:自分はスマホ1台で済ませています。とてもラクにインフルエンサーマーケティングができて、今の世の中に合っていますよね。うちの店舗はチラシなどほかの販促がほぼないので、ユニットが売り上げアップに直結したと感じています。

――「でびっと中延店」を11時から23時まで通し営業するなか、店長さんお一人で販促活動までされて、相当な努力をされていると思います。

菊井さん:自分はほとんど努力してないですよ(笑)。全部インフルエンサーの方にお任せしているだけですし、オファーするだけ! 全然難しいこともない。基本的に自分はパソコンも使えないですし、携帯もろくに使ってこなかった人なんですが、それでも使いこなせているということは、誰でも使えるサービスなのだと思います。

SNSそのものにも全く興味がなかった店主も納得し、完ぺきに使いこなせたユニットのサービス

――今後インフルエンサーマーケティングをどのように活用していきたいですか?

菊井さん:ぜひまた、利用したいと思っています。社内評価もかなり高く、桜新町店からもインフルエンサーマーケティングを導入したいという声も上がっています。やはりサポートがあるところが心強いですね。こちらの意見も取り入れてくれて、サービスとして良いものが出来上がっていると感じています。先ほども言いましたが、導入時にストレスなくできたのが大きかったです。最初に約1時間レクチャーしてもらっただけで、あとはすぐにスマホで作業できるようになりました。ちなみに他のサービスでは、資料をもらうだけで細かなレクチャーがないことが多いんですよ。ヘルプセンターには問い合わせできても時間がかかる……。ユニットは最初から全部の作業が理解できたので、全く困らなかったです。

――これまでは広報や販促の部署の担当の方にお話を伺うことが多かったのですが、現場の方、お一人でもすぐ対応いただけているということがわかり、とてもうれしいです。

菊井さん:本来の業務があるので、フォローがスムーズなのはありがたいですし、やはり最初が肝心だと思います。

――小・中規模の飲食店でもインフルエンサーマーケティングを取り入れる意味はあると感じていますか?

菊井さん:自分は必要だと思いました。活用させていただいて、より実感しています。実際に「いいね」をしてくれる方も、来てくださる方も多くなりました。インフルエンサーの投稿を見て、このお店は面白そうだな、近くに行ったら行ってみようかな、という感覚で来ていただければうれしいです。小さい店舗でも1人のインフルエンサーが1人、2人、3人と新しいお客様を連れて来てくれれば、だいぶ売り上げが変わってくるんですよ。また地域性という点でも、インフルエンサーマーケティングの重要性を感じています。

――インフルエンサーマーケティングに対して理解のある、菊井さんだからこそ、うまくいった部分もあるように感じています。

菊井さん:いや、じつは最初は興味がなかったんですよ。ユニットのサービスを使ってからInstagramを始めたくらいで、それまではSNSって面倒だなあと思っていたくらいです(笑)。SNSを使ったマーケティングって、こんなに効果があるんだ、スゴいなあと、今、本当に実感していますね。

今回は現場で忙しく働く店長さんが、隙間時間でSNSのマーケティングを活用されている、事例を伺うことができました。インフルエンサーマーケティングの効果で月に50〜60万円も売り上げが伸びたというのも驚きでした。担当者によるフォローを評価していただいているので、今後も「でびっと」の知名度アップにつながるよう、頑張っていきたいと思います。