他社と比較して感じた「保存率」「エンゲージメント率」の高さ。客単価アップにまでつながるインフルエンサーの効果的な投稿
今回は、ユニットと並行してほかのSNSマーケティングの会社も活用されている飲食店経営の会社様の導入事例を紹介します。これまで店舗のアピールといえば既存のグルメ媒体中心だったそうですが、今回、SNSマーケティングを活用いただき、その効果を少しずつ実感されたそう。現在は複数ブランドに対応する「コーポレートプラン」をご活用いただいており、実際にサービスを利用して良かった点や他社と比較してメリットを感じた点などを、詳しく語っていただきました。
目次
グルメ媒体とは違う、SNSという新たなチャネルを集約につなげたい
――ユニットをご活用いただいたきっかけを教えてください。
当社は飲食店を40店舗ほど経営しています。販促は各店舗が独自に行っていますが、正直バラバラで、これで本当に効果があるのか? という疑問がありましたた。また、まだグルメ媒体に頼っている状態で、オウンドメディアにはあまり力を入れていませんでした。SNSをもっと頑張らなくてはいけないと思ったのが、ユニットのサービス導入のきっかけです。SNSで認知を広げ、今までの集客スタイルとは違う新たなチャネルを増やし長期的に売り上げを安定させること。これが社の一番の目的だと思っています。
――ユニットのサービスはいつから活用されているのでしょうか。
2022年の12月から利用しています。ちょうど新店を3店舗出店するタイミングでした。オープン当初に勢いをつけたかったので、SNSで集客につなげたいというところから始まりました。エリアが渋谷だったのでインフルエンサーマーケティングと相性が良かったと思います。「何がきっかけでご来店いただけましたか?」とお客様に聞いたところ、Instagramを見てという声がなんと半数以上。グルメサイト経由の人はカウントしないで、です。これはスゴいことだと思っています。
渋谷の新店舗でインフルエンサーを活用。見えてきた「グルメ」特化だからこその効果
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――ほかのサービスもご利用されていると伺いました。ユニットとの違いを教えていただけますか。
コスメや美容系にも強いA社のサービスも利用しました。A社は「映え」重視のインフルエンサーが多いように感じています。渋谷の店はイタリアンを提供するバル業態で、前菜セットを用意するなど、SNS向けのメニューも考案したんです。ところが、オープンから1ヵ月くらいで、客単価が低いという課題が見えてきました。SNSに上がっている映えるメニューだけを食べて帰ってしまうお客様が多かったんですね。これに対して、ユニットさんのマッチングしてくれたグルメインフルエンサーさんたちは違う情報発信をしてくれていたように思います。料理はもちろん、お酒も楽しんでもらうことにつながっていました。こちらのデータを見ていただけますか。
A社さんとユニットさんにお願いしたインフルエンサーの投稿への反応を数値化したものです。A社は61件、ユニットは40件の投稿分のデータです。インプレッション、リーチ数、いいね数、コメント数、保存数、リーチ数に対するエンゲージメント率で、12月と1月にお願いしたものの平均値になります。オレンジ色が多かったほうですね。インプレッション、リーチ数、コメント数はA社が多いですが、ほかはユニットのほうが多かった。「いいね」は好き嫌いでつける部分もあると思いますが、「保存」はいつか行きたいから保存すると思うんです。そう考えると、飲食店にとって「保存数」は来店につながる、集客の指標になります。ですから、ユニットさんの結果はうれしいものでした。リーチ数に対するエンゲージメント率もユニットさんのほうが高い数字になりました。先ほど述べたように、グルメ寄りのインフルエンサーさんが多いことが良かったのかなと思います。
――複数のサービスを同時に使い比べるのは、今後の使い分けなどを考えると、とても効率的ですね。
比較できるように数値化するのはめちゃくちゃ大変でした(笑)。数字だけでなく、A社さんは、日々のオペレーションの部分でも制限が厳しいということも感じました。ユニットさんはチャットでコミュニケーションもできるなど、自由度が高かったことはメリットとして感じましたね。
毎月入れ替え自由、複数のブランドをまたいでアピールできる「コーポレートプラン」の魅力
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――今はコーポレートプランをお使いいただいていますが、いかがでしょうか?
実は、最初にお話を聞いたときはコーポレートプランはなくて、1店舗あたり30,000円のストアプランに入っていたんです。その後、100,000円のコーポレートプランを作っていただいたので、今は毎月店舗を入れ替えながら活用しています。複数店舗を持つ会社だったらコーポレートプランしか選択肢はないですね。それくらい店舗の入れ替えが自由というのは魅力的です。この価格で多くの店舗をアピールできますから。SNSマーケティングは、実際にどれくらい効果が出たのかを拾いにくいですが、それでもやはり必要だと感じますし、相性や条件、やり方次第で、きちんと効果が出る実感があります。今回の渋谷の店舗は良い例ですよね。若いバイトのスタッフに何を見てお店を調べるのかと聞くと、みんなGoogleではなくInstagramで調べると言うんですよ。Z世代に向けてと考えるとSNSマーケティングをやらないという選択肢はない。どうやったら効果が最大化できるのかと、その効果をどの指標で見ればよいのかという部分はまだクリアになっていない課題なので、今後もうまく考えていきたいです。
――今後どのようにユニットを使っていきたいでしょうか?
今も言ったように、お店選びは、グルメ媒体の時代からGoogle時代を経由してSNSに移行しています。ただ、グルメ媒体や検索が全部が消えているわけではなく、比率が変わっていっている状況です。Z世代にSNSが広がっている以上、そこに対して何かしらアクションを起こさないといけないと思います。全部をSNSに振り切るわけでもなく、効果を最大化できるような取り組みを今後も行っていきたいですね。
――Z世代に対して、というお話がありました。InstagramやSNS世代への対応は、逆にいえば10年後のための種まきや対策とも考えられると思います。そのような意識はお持ちでしょうか?
そうですね、若い世代のやり方についていかなかったり、拒絶したらその時点で止まってしまうと思うんです。今後も新しいことを知ろうとする努力は続けていきたいと思います。
最後に
SNSマーケティングを始めたばかりの会社様ですが、さっそくその効果を実感いただいているようです。ユニットがグルメインフルエンサーに特化したサービスだからこそ、数字として結果が出た「保存数」と「エンゲージメント率」。これらは、インフルエンサーや投稿の質の高さゆえのものです。これからも情報拡散だけに終わらず、多くのSNSユーザーの心に響くSNSマーケティングで、認知度や集客率のアップに貢献できれば幸いです。