ローカルインフルエンサーのこまめな情報発信が新規オープン店での地域のファン獲得に直結

ローカルインフルエンサーのこまめな情報発信が新規オープン店での地域のファン獲得に直結

緑がまぶしい駒沢公園近くに、2022年4月にオープンされたBOULANGERIE BURDIGALA(ブーランジェリー ブルディガラ)駒沢公園店。

今回は、やさしく甘やかな香りが漂うこの素敵なパン屋さんのオープンに携わられた株式会社トリコロール、マーケティング部マネージャーの朝倉由紀子さんにお話をうかがい、ブランドの魅力、インフルエンサーマーケティングを通し実感されたことを語っていただきました。

導入企業様の詳細

  • 店舗名:BOULANGERIE BURDIGALA(ブーランジェリー ブルディガラ)駒沢公園店
  • 運営会社:株式会社トリコロール
  • 住所:〒105-0004 東京港区新橋6-12-6 TRCビル
  • 担当者:事業創造本部マーケティング部マネージャー 朝倉由紀子様

昭和11年創業。喫茶店を母体として発展し、レストランからベーカリーなど幅広く展開。

全国の百貨店、駅ビルや商業施設に出店する業態・業種カフェ、レストラン、ベーカリーなど店舗数は74店舗(2021年3月時点)
※連結子会社を含む

「日常生活を少しだけ上質に」それを実現できる場所に出店

__2022年4月にグランドオープンとなったBOULANGERIE BURDIGALA(ブーランジェリー ブルディガラ)駒沢公園店。こちらはどのようなお店なのでしょう?

朝倉さん: BURDIGALA(ブルディガラ)の本店は広尾に、旗艦店が東京駅にあります。「日常生活を少しだけ上質に」というのが私たちのブランドコンセプトでして、「日常」ということを考えたときに、ゆったりリラックスできる日常が大切になると思うんですね。それを実現できる店をつくりたいという想いがずっとありました。それで物件を探していたのですが、駅立地とは真逆の公園の近くという場所を紹介いただくというご縁がありコンセプトと合致していると思い、この駒沢公園という地に出店いたしました。

__大きな公園の近く、ブランドのイメージに近い場所にちょうど良いスペースがあったわけですね。

朝倉さん:もともとパン屋さんが入っていて、居抜きで使わせてもらうことになったんです。駒沢公園店は工房のスペースが広いので今のところセントラルキッチンのパンはほとんどなく、ほぼ焼きたてのものを提供できています。パンの香りを楽しんでいただくなど、ここだけにしかない表現ができるのではと思っています。実はパンの香りは発酵時に形成されるので、いかにお客さまの近くで発酵ができるかというのも大切。駒沢公園店ではそれができるため、ほかのお店を知ってくださっているお客さまにも違った楽しみ方をしていただけるのではと思っています。

ワインに合うパンを届けたいブランドの想いに合うエリア

__ご出店にあたり、エリアはどのように選定されていったのでしょうか。

朝倉さん:1年くらい前からこの駒沢や学芸大前の周辺に良い物件はないかなと探していたんですね。このエリアはブランドの想いに合致しているという風に感じていたんです。パンと一言で言っても食パン、あんパン、ライ麦のパンなど幅広くありますが、私たちはワインに合うパンをお届けしたいと始まったブランド。食事系のパンをお客さまからご愛顧いただく機会が多かったんですね。そう考えると、そういったパンを喜んでくださる方がたくさん住んでらっしゃるエリアで勝負したいという気持ちがまずありました。また、勝手ながら私たちのブランドがマッチするんじゃないかなとも思ったんですね。近隣のスーパーを歩いて回ったのですが、チーズやワインの品揃えが充実しているお店が多いんですよ。BURDIGALA(ブルディガラ)とマッチしたらいいなあ、という想いが強くなりましたね。

地域に根ざした情報発信でフォロワー数の増加を実感

__今回、駒沢公園店オープンにあたり、インフルエンサーマーケティングにチャレンジいただきました。どのような感想を抱かれたでしょうか?

朝倉さん:率直にすごく良かった! と感じています。一つはローカルインフルエンサーに広めていただいたということ。インフルエンサーさんのなかには度々足を運んでくださっている方もいらっしゃるんですよ。何度もSNSにアップしてくださって、本当にうれしいですね。駒沢エリアの人にアナウンスしてくださり、そこから広がっているというのがとってもありがたかったです。ほかには、インスタグラムのフォロワーさんが増えたというのも実感できたうれしいポイントです。インフルエンサーさんのおかげで、ぐっと数字が伸びたように思います。そのあたり、数字の面はUNITさんにも分析いただいているので、とてもわかりやすかったですね。今回はオープン時、31人のインフルエンサーさんにご協力いただきましたが、継続的に続けることでフォロワー数1万人なんていう数字も見えてくるのかなと期待しています。

インフルエンサーの姿に感動心地よく情報発信してくれた


__オープン時には朝倉さんもインフルエンサーの方とお話される機会があったそうですね。どのような印象を持たれましたか?

朝倉さん:みなさんすごく熱心に発信しようとしてくださっているのに感動しましたね。いろんな角度から写真を撮ったり。お父さんと娘さんでいらっしゃる方やワンちゃんと一緒に来てくださる方もいて。

__このエリアはワンちゃん連れのお客さまも多いですよね。ワンちゃんを通してのコミュニケーションも多いとうかがっています。

朝倉さん:そうですね、ワンちゃん連れの方がとても多いです。犬と一緒に楽しめる店ということもあり、思った以上に反響をいただいています。みなさんそれぞれが快く、気持ちよく発信してくださっているのがわかり、本当にありがたいなと思いました。お客さまも、SNSを見て来たという人も多くてうれしかったですね。「インスタに上がっていたね」というお声がけもありましたよ。「ゆったり」、「のんびり」というのが当店のコンセプトでもあるので、こういう風にして少しずつ、じわじわ地域の皆さんの生活に溶け込んでいきたいと思っています。

公式&店舗共にインスタのフォロワー数が目に見えて増加

__これまではインフルエンサーにお願いしての情報発信など取り入れてらっしゃったのでしょうか?

朝倉さん:以前は自分の知り合いのパンマニアの方に情報を発信していただくということはありました。今ですとインスタグラムなどを見て、自分からインフルエンサーと連絡を取ることも可能かと思うのですが、それはかなり手間ですよね。私もこれまでは自分で一件一件インフルエンサーの方に直で連絡を取りお願いしていたので、けっこう大変でした。それが、この手間をまるまるご相談できるところがあるということでうまく活用できたと思います。以前は公式のインスタグラムのフォロワーが2,800人くらいでしたね。なかなか3,000人に届かなかったのですが、今は3,400人にまで伸び、店舗のフォロワーさんも1,000人を超えました。

__新規オープン時の導入ということで大変だったのではないでしょうか。

朝倉さん:オープン時はもちろん現場も大変です。しかもこういった、新しい仕組みを導入するとお店のオペレーションが混乱するようなことも少なくありません。でも、今回はほとんど現場のオペレーションを崩すことなく実施できたと思います。オープン時ということもあり、とても助かりました。

__オープン以降、どんな反響がありますか?

朝倉さん:近くに大きなマンションがありまして、テレワークをされている人も多いんです。駅まで行けば良いパン屋さんもたくさんありますが、公園の近くで朝に焼きたてのパンが食べられる場所ができてうれしいという声をいただいています。

__キレイな形でスタートが切れたということですね。
朝倉さん:そうですね。でも、まだまだ商品数を充実させていただきたいという想いも強いですね。もっともっと、地域に寄り添いみなさんに喜んでいただける店になりたいなと思っています。

__本日は貴重なお時間ありがとうございました。これからも、さらに地域に愛されるお店になるよう応援させていただきます。

オープン時にインフルエンサーマーケティングを効果的に導入いただいたBOULANGERIE BURDIGALA(ブーランジェリー ブルディガラ)駒沢公園店様。近隣にお住まいのお客さまからさっそく周知の存在となり、今後もさらなるフォロワー増加を期待できそうです。ローカルインフルエンサーの口コミが新規店のスタートダッシュに有効ということがよくわかる事例となりました。

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